パステルカラーで季節感を取り入れて!プロに聞く“春メイク”のコツとおすすめアイテム

春は、ファッションや小物などにパステルカラーを取り入れたくなる季節でしょう。
しかし、メイクにピンクやイエローなどの春らしい色を加えるとなると、どうしても躊躇してしまいがちに。「カラーが浮いてしまいそう」「子どもっぽくなりそう」といったイメージがあり、無難なブラウン系メイクに落ち着いてしまう……という方も多いのではないでしょうか?
大人メイクにぴったりのカラーの取り入れ方を知ることで、簡単に「春メイク」を楽しむことができますよ♡今回はヘアメイクのプロである江森喜子さんに、春メイクのトレンドや、上手にパステルカラーを取り入れるコツ、春にぴったりなおすすめアイテムを伺いました。
旬な春メイクに仕上げるには、アイメイク&チークにカラーを取り入れて
旬な春メイクに仕上げるためには、アイメイクやチークにカラーを取り入れるのがコツです。
【アイメイク】くすみカラー&リキッドタイプのアイシャドウでトレンド感アップ!
目元にのせるアイシャドウは、イエロー、オレンジ、ラベンダー、くすみピンクなどの春らしい色の中に少しくすみが入ったものを選ぶと、ぐっとトレンド感がアップします。質感としてはラメ、ツヤ、マットなどのタイプがおすすめです。まぶたのくすみが気になるという方は、コンシーラーやカラーコントロールでカバーをし、透明感のあるものを使うとよいでしょう。
ベーシックなパウダー状のアイシャドウの場合は粉落ちして色味がボケてしまうことがあるので、リキッドタイプなど肌への密着度が高いものの方が使いやすいでしょう。まぶたに馴染みやすく、トレンド感のある仕上がりが手に入りますよ。
また、アイシャドウに合わせてアイライナーもリキッドタイプ、あるいはクレヨンタイプのものを選ぶのがコツです。クレヨンタイプは、アイライナーとして使えばアイメイクのポイントに、ぼかせばアイシャドウになるなど、様々な楽しみ方ができます。
春メイクを実践するコツとしては、一重、奥二重の方は目頭、目尻、下まぶたにカラーをのせ、二重の方はさらに上まぶた全体にもプラスするとよいでしょう。
【チーク】ほどよい血色感の出る、シアーな発色のものがおすすめ
アイメイクにカラーを取り入れる時は、透明感のでるシアーな発色のチークを使いましょう。高発色なアイテムより、自然な血色感が出るものがおすすめです。洋服の色と合わせると、メイクが馴染みやすくなりますよ。
またマットタイプよりパール感・ラメ感のあるものの方が、透明感や顔の立体感を出すことができます。軽い印象に仕上がるので、春メイクにぴったりです。色だけでなく質感も意識したアイテムを選ぶことが、上手にパステルカラーを取り入れるのがコツです。
全体のバランスを意識して、パステルカラーを活かした大人メイクに
パステルカラーを取り入れたポイントメイクを上手に馴染ませるには、ベースメイクやリップの工夫も大切です。
【リップ】チークに合った色味や質感を選ぶとグッドバランスに!
リップはマット、グリッター、オイルタイプのものがトレンドです。チークと質感や色味を合わせると、トータルバランスが取りやすくなりますよ。
また目元にツヤ感を出した場合は、リップをマットにするなど、アイメイクとリップは違う質感にするのが旬な春メイクのコツです。その日のメイクに合わせて様々な質感のものを試してみてくださいね。
【ベースメイク】ハーフマットな肌が旬♡立体感を意識すると大人な仕上がりに
素肌感やツヤ感のあるメイクが好まれることが多いですが、今年はハーフマットな質感がトレンドです。全体ではなく、ポイントでツヤが感じられるようなメイクにするとよいでしょう。
また、顔のパーツに丸みがあるなど「幼く見られがち……」という方は、骨格を活かし顔に立体感を出すのがコツです。例えばハイライトなどで骨格を強調してみたり、パーツが中心に寄るようにシェーディングを入れたりすることで、パステルカラーを取り入れる時でも、大人メイクに仕上げることができますよ。
ぱっと華やかな印象になれる♡春メイクにおすすめのアイテム
春メイクにぴったりのアイシャドウとチークをご紹介します。
【アイシャドウ】キレイな発色とまぶたに馴染みやすい質感が魅力!
■FASIO リキッドアイカラーWP
豊富なカラーが展開されており、発色の良い色味はポイント使いだけでなく、薄く伸ばしてまぶた全体にも活用できます。よれにくいのも嬉しいポイント。
アイシャドウベースとして使用する時は、上下のまぶたにポンポンと指で優しく馴染ませるのがおすすめです。
■SUQQU デザイニング カラー アイズ
使いやすい4色がそろったコンパクトなアイシャドウです。まぶたにも馴染みやすく、上品で軽やかな印象になります。
パステルカラーとブラウンの組み合わせになっており、デイリーにもオフにも活躍するアイテムです。
【チーク】自然な血色感、立体感が叶う!見た目もかわいい高機能アイテム
■CLINIQUE チークポップ
シアーな発色のものから高発色なものまで、豊富なカラーバリエーションを取りそろえています。見た目もかわいく、自然な血色感を与えてくれるアイテムです。
中でもおすすめは、ラベンダーカラーが美しい「15 パンジーポップ」や、ツヤのあるベージュカラーが魅力の「05 ヌードポップ」。
ブラシを使えば自然な仕上がりに、厚みのあるスポンジでポンポンとのせると、ぽてっとしたかわいらしい仕上がりになります。
■JILLSTUART ブレンドブラッシュブロッサム
ツヤ感のあるグロウカラーと、シアーマットなフォギーカラーという異なる質感の2色がセットになっています。
濃いカラーの後にふんわりしたグロウカラーをのせて立体感を出したり、混ぜて使用したりと様々な使い方ができるアイテムです。見た目もかわいらしいので、持っているだけで気分も上がりそうです。
色と質感にこだわって、大人な春メイクを楽しんで♡
色味は同じでも、発色の仕方や質感、鮮やかさなどはアイテムによってさまざま。色だけでなく質感も意識してアイテムを選ぶことで、上手にパステルカラーを取り入れることができます。
メイクの幅が広がれば、周りに与える印象も変わり、自分の気分も上がるでしょう。今回ご紹介したピンクやイエローを取り入れた春メイクのコツやアイテムを参考に、さらにメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか♡
カラーメイクの詳しいやり方が気になる方は、OL必見♡オフィスで浮かない「カラーメイク」の方法をプロに聞いてみたも参考にしてみてください。
◎今回ご協力いただいたヘアメイクさん

江森喜子(えもりきこ)
東京都新宿区在住。6年ほどのヘアメイクサロン勤務を経て現在フリーランスで活躍。現在の活躍フィールドはブライダル、映像、Webカタログなど。
▼江森喜子さんにご協力いただいた過去記事はこちら
・乾燥肌に敏感肌…肌タイプ&お悩み別スキンケアアイテムをプロに聞いてみた
・化粧直しのやり方、徹底解説。超コンパクトなメイク道具で全てを済ませる方法
・ボルドーのリップはどんなメイクに合う?プロに聞く、カラーリップの合わせ方
・アイシャドウの色によって印象はどう変わる?仕上がりの違いをプロに聞いてみた
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