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公開日:2019.07.19
更新日:2019.08.30

意外と知らない日焼け止めの塗り方。SPFとPAの違いや塗るタイミングって?

海やキャンプなど夏のレジャーには日焼け止めが欠かせません。「夏は強い日焼け止めを塗って、紫外線から肌を守りたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

日焼け止めは「SPF」や「PA」などの数値が高いものを選ぶだけでなく、塗るタイミングや部位ごとの正しい塗り方などをマスターすることで、十分に効果を発揮するものです。また自分の肌質に合ったものを選ぶのもポイントだと言えるでしょう。

今回はヘアメイクのプロに、日焼け止めの表示に関する基礎知識、正しい塗り方、おすすめアイテムをお聞きしました。

日焼け止めの基礎知識!買う前に表示をチェックして

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日焼け止めには、「SPF」や「PA」、「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」といった言葉が書かれています。紫外線防止効果の度合いや肌への影響を把握するためにも、これらの意味を知っておきましょう。

【SPFとPAの違い】防ぐことができる紫外線の種類が異なる

そもそも紫外線には「UVA」「UVB」「UVC」の3種類があります。「UVC」は通常オゾン層に吸収されて地上まで届くことがないため、日焼け止めは肌に悪影響を及ぼす「UVA」「UVB」を防ぐ働きをしています。

「UVA」「UVB」の肌への影響は、以下の通りです。

・UVA
肌の奥にある真皮(しんぴ)まで到達し、真皮にあるコラーゲンやエラスチンを破壊します。しわ、たるみなど老化の原因になります。

・UVB
主に表皮を赤くさせ、炎症を起こします。日焼けをして肌が黒くなったり、肌にシミ、そばかすができたりする原因となります。

SPFとPAのうち、SPFはUVBを防止する効果を表したものであり、PAはUVAをどのくらい防ぐことができるかを表した指標です。SPFは1〜50+までの数値が大きいほど、PAは「+」の数が多いほど、効果が高いことを表します。

海やキャンプなど長時間紫外線にさらされる場合は、SPFとPAにおいて最も効果が高い「SPF50+PA++++」の日焼け止めを塗るのがおすすめです。通勤や散歩など短時間外出する場合は、「SPF30PA+++」程度のものでも良いでしょう。

紫外線の防ぎ方は2種類!肌への影響にも違いあり

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日焼け止めは、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤といった添加物によって、紫外線を防御します。

・紫外線吸収剤
紫外線吸収剤を使った日焼け止めはケミカルタイプと呼ばれることがあります。紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変換することで、紫外線の影響を防ぎます。無色透明なので白浮きがなく、塗り心地が滑らかです。ただし紫外線を吸収した後に肌の上で化学反応を起こすため、敏感肌の方は避けたほうが良いでしょう。

・紫外線散乱剤
紫外線散乱剤を使った日焼け止めはノンケミカルタイプと呼ばれることがあります。紫外線散乱剤は細かい粘土質のものからできており、これらが肌の上で膜を作ることで、紫外線を跳ね返します。肌の負担は少ないですが、粉っぽくなったり乾燥しやすくなったりといったデメリットもあります。

肌が敏感な方はノンケミカルタイプの日焼け止めがおすすめですが、最近ではケミカルタイプの日焼け止めでも肌への負担が少ないものもあります。また紫外線散乱剤が含まれる日焼け止めでも白浮きしにくいものもあります。またSPFやPA数値が高いものほど、それぞれの良い性質を利用して、両方配合されていることが多いです。

商品ごとの特徴や表示をよく把握したうえで、日焼け止めを購入するようにしましょう。

日焼け止めを塗るタイミング、部位別の塗り方の違いって?

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家を出る15〜30分前には日焼け止めを塗るように

天候や地域、季節によって異なりますが、紫外線は7時頃〜17時頃まで降り注いでおり、ピークは10時〜13時の間と言われています。また日焼け止めは肌に馴染むまで15分程かかると言われているため、家を出る15〜30分前には塗っておくのがおすすめです。

レジャーや汗をかいた時には、紫外線を防止する効果を持続させるため、2〜3時間おきに塗り直しましょう。顔に塗り直す時は、浮いた皮脂をそのままにしておくとメイクがよれてしまうため、必ずティッシュなどで軽くおさえてから塗るのがコツです。

【部分別】基本的な日焼け止めの塗り方をマスターすべし!

・顔
日焼け止めに記載されている規定の量を手にとります。少量ずつ分けて点おきし、指で顔全体に広げます。日焼けしやすいTゾーン、頬の高い部分などにさらに重ねて塗ると、より効果的です。

・首
少量ずつ分けて点おきし、下から上に向かってなじませます。その時、耳、耳後ろまでしっかりと塗るのがコツ。

・腕
日焼け止めを容器から腕に直接出し、まんべんなくたっぷりとのせます。ムラのないよう腕全体になじませましょう。

・足
腕同様、容器から足に直接たっぷりとのせてムラなくなじませます。足の甲までしっかり塗ることでサンダル焼けを防ぐことができます。

・髪
髪も紫外線によりたんぱく質が壊されることで、パサつきやすくなります。スプレータイプの日焼け止めや、UV効果のあるトリートメントクリームなどをつけて、潤いある髪を保ちましょう。

日焼け止めのタイプは様々!部位や特徴によって使い分けて

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日焼け止めは以下のようなタイプに分けられます。使う部位によっても、適した日焼け止めは異なるので注意しましょう。

・クリーム
肌への密着度とUVカット効果が高いのが特徴です。顔用の日焼け止めは乾燥しづらく、下地として使用できるものも多いでしょう。ウォータープルーフタイプの強力な日焼け止めは、落としきれていないと毛穴が詰まる原因になります。専用のクレンジングを使用して、肌に残らないようきちんと落としましょう。

・ジェル
伸びが良く、塗りやすいのが特徴です。クリームよりもべたつきが少ないものが多いので、体用としてもおすすめです。

・ミルク
伸びが良く、スキンケア効果のあるもの、肌に優しいものが多いです。顔だけでなく、全身にも使いやすいでしょう。

・ローション
化粧水のようなすっと馴染むようなつけ心地が魅力です。べたつきが少ないのも嬉しいポイント。ただし、アルコールの清涼感があるものも多いので、苦手な方は注意しましょう。

・スティック
スティック型の繰り出しタイプです。手が汚れないため、外出先での塗り直しに便利です。

・スプレー
髪の毛から全身まで使用可能です。手で塗るのが難しい首の後ろや背中にも使えるので便利でしょう。ただし、クリームタイプなどよりもムラができやすいので、塗り直しや補助として、持っておくのがおすすめです。仕上がりがサラサラとしたスプレータイプには、粉っぽく白く浮きやすいものもあるので注意しましょう。

・パウダー
プレストタイプやルースタイプのものがあり、さらさらとしたつけ心地が特徴です。メイク直しやデコルテなどのべたつきが気になるところへの使用に便利です。カバー力のあるものからカバーレスのものまで、幅広く売られています。

・ヘアオイル
UVカット効果があるヘアオイルは、顔や体に使う日焼け止めと同じように、SPFとPAの表示があります。髪の毛、頭皮用として紫外線によるダメージを防ぐことができるため、海に入る時、髪や頭皮の乾燥が気になる時におすすめです。

【プロがおすすめ】この夏使いたい日焼け止め5選

紫外線予報 ノンケミカル薬用美白UVクリームSPF50+PA++++


クリームタイプの日焼け止めであり、顔から首にかけての使用がおすすめです。乳液のように伸びが良く、保湿力が高いのが特徴。メイク下地としても◎。ノンケミカルタイプで肌にも優しいので、敏感肌や夏でも乾燥が気になるという方にぴったりです。

スポーツ ビューティ サンプロテクト ジェル SPF50+PA++++


肌にぴたっと密着するジェルタイプ。汗をかいてもベタつきにくく、崩れにくいのが特徴です。スポーツやレジャーなど長時間炎天下で過ごす時におすすめ。

MiMC ビオモイスチュアスティック AC&UV SPF20++


ほんのりピンクベージュカラー。スティックタイプの日焼け止めで保湿とUVケアができ、目元や口もと、頬の高い部分にポイントとして使うのがおすすめ。ハイライトとしても◎。

MiMC ナチュラルホワイトニングミネラルパウダーサンスクリーン SPF50+ PA++++


ポンポンするとスポンジからパウダーが出てきます。パウダータイプの日焼け止めなので、メイクが崩れることなく顔に塗り直しができます。メイク直しとしても◎。毛穴をふんわりとカバーしてくれます。

ナプラ ビジュロワ UVケアオイルSPF25PA+++


頭皮、髪の毛用のヘアオイル。プールや海での髪のパサつき、頭皮の日焼けケアとしておすすめです。オイルでありながら、しっとりしつつもベタつかない軽い仕上がりなので、スタイリング剤をつけたくない方、まとまりを良くしたい方にもぴったり。

髪の紫外線ケアにはテスコムのコラーゲンイオンヘアードライヤーもおすすめ

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コラーゲンイオンヘアードライヤー(TCD5100)は、「CPNシーピーエヌ(Collagen,Platinum and Nano-sized mist)」という独自の技術によって、ドライヤーの風にコラーゲン、プラチナ、ナノサイズミストをのせ、髪と素肌をうるおいで包み込みます。

独自のモイスチャーバリア機能によって、髪に必要な潤いを逃さず乾かすことができるので、乾燥による紫外線や静電気によるダメージを軽減することができます。そのため、ドライヤーの後も潤いを保ちながら、つややかな潤いのある髪に導くことができるので、ヘアドライと同時に髪の紫外線対策をしたい方におすすめです。

使うシチュエーションや肌質に合った日焼け止めを選びましょう

日焼け止めは紫外線防止効果の強さ、肌への影響など種類によって異なります。またクリームやスプレーなど、タイプもさまざまです。

日焼け止めを購入する際は表示を見て、自分の肌質や使うシチュエーションに合ったものを選ぶようにしましょう。

正しい紫外線ケアをして、夏のお出かけを楽しんでくださいね♡

◎今回ご協力いただいたヘアメイクさん

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江森喜子(えもりきこ)
東京都新宿区在住。6年ほどのヘアメイクサロン勤務を経て現在フリーランスで活躍。現在の活躍フィールドはブライダル、映像、Webカタログなど。

▼江森喜子さんにご協力いただいた過去記事はこちら
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