忙しい社会人でも習い事はできる!大人女子向け、日帰り陶芸体験に行ってみた

社会人になりある程度年月が経つと、代わり映えしない日常に飽きてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなルーティンの毎日から一 歩踏み出し、“新たな自分”と出会うため、働く女性に人気の“習い事”をご紹介します。 忙しい方でもスキマ時間に行けるよう、今回は1日体験教室も行 っている下北沢の“下北窯ひまつぶし隠れ家”さんに行ってまいりました。
下北沢にある“隠れ家的”陶芸教室
小田急線下北沢駅から歩いて約5分の場所に工房を構えるひまつぶし隠れ家さん。
オープン時間も13時〜21時と、お仕事帰りに行ける時間までやっています。
ちなみに、この写真隠れ家の“隠”の部分が隠れてしまっていますが、隠れ家っぽいということでどうかお許しください。
教室の中には、ろくろが3機、生徒さんや先生の作品が多く飾られています。
今回、体験教室で作らせてもらうのは「片口」「ぐい呑み」「手塩皿」の3種の酒器セット。この3点セットさえあれば、“女1人家呑み”もはかどること間違いなし…!
なお、今回体験していただくのは忙しい女性を代表して「ビジ子さん(仮名)」に頼みました。
それでは早速、教えていただきましょう!
基本中の基本、エプロンの付け方をマナブ
着席すると、手ろくろ(手動で回すろくろ)、エプロンが用意されています。
しかし、ビジ子さんは普段の仕事の忙しさからか、エプロンをなかなかつける機会がないそう。
そのため、陶芸体験に来たというのにエプロンのつけ方から教わることになってしまいました。
どうやら、普通のエプロンとつけ方が少し違うものらしいのですが、先生が親切に教えてくれています。
メインとなる習い事の周りには様々な「知識」が散らばっているもの。それを知ることができるのも、習い事をするメリットです。
「これでどんな種類のエプロンでもつけられる女性になれたわ」
ビジ子さんはそうつぶやいていました。
まずは片口からチャレンジ!
エプロンもしっかりつけられたところで1つめの片口から教わっていきます。
完成形は自由に自分で決めることができますが、今回ビジ子さんが目標とする形はこちら。
まずは、手のひらでしっかりと、土を丸く成形します。
そして、ろくろの中心に水を「ちょん」とつけて・・・
水をつけた場所に勢いよく叩きつけます。
決して、憎しみではなく愛を込めてください・・・。
そして、手でろくろを回しつつ空気を抜きながら土の形を整えていきます。
気づけばかわいらしい形に。
親指を中心の部分に刺して穴を作っていきます。
まだこの時点だと何を作っているのかわかりません・・・。
親指であけた穴をグリグリと両方の指で広げていきます。
この時に周りの部分も高さを出していきます。
そうして出来たのがこちら!「樹齢200年、雷が落ちて割れてしまった木」のようになっていますが、なんとなく片口の雰囲気が出てきたのではないでしょうか。
その後、上のムダな部分を削ぎ、濡れた皮でキレイに整えるとこのような形になります。
最後に、“口”を作って完成です。なんとなく、目指す形になっています。
工程は片口とほぼ同様!ぐい呑みを作る
ぐい呑みも自由に形を決めることができますが、ビジ子さんは忙しいためか、一気にお酒が“ぐいっと飲める”この形を目標に設定しました。お酒を飲む時間も効率を考えているのでしょうか・・・。
ぐい呑みの工程で片口と違うのは、形を成形する部分だけ。
こちらが、成形したあとの写真。もうこれだけでぐい呑みっぽくなっています
2つ完成した様子です。初めての陶芸体験でもなんとなく形になっていませんか?
これも、先生が丁寧に一つひとつ教えてくれるおかげです!
ちょっと作り方が違う“手塩皿”
さて、最後は手塩皿(小皿)です。
※手塩皿とは香の物などを盛る、小さいお皿のことです。
手塩皿も丸型と四角型など自由に形を決められます。
今回、ビジ子さんが目指すのは“長方形”のお皿です!
という訳で、最初は土を四角に成形していきます。
3つめともなると上手になってくるもの。ご覧の通り、最初はぎこちなかった動作も土と同様にしっかりと形になってきています。
四角くした土をもっと“お皿っぽく”するために全体重をかけて平らにしていきます。
写真からだと伝わりづらいかもしれませんが、ビジ子さんは、必死の形相で全体重をかけています。机の下では足も宙に浮いていました。
ちなみに、この時ビジ子さんが「プライベートは地に足はついているから」と、小声で言っていたのは秘密です。
そして、平にならしたお皿の縁を少し持ちあげていきます。
「私は、家庭でも縁の下の力持ちになりたい」そう願いながら、この作業をしていたと後にビジ子さんは語っていました。
そして最後に、この中から柄を選んで、お皿にオシャレな模様をつけられるとのことなので・・・
この柄をチョイスしてお皿にコロコロしていきます。
コロコロ・・・
どうやらビジ子さん、「上手くできない、上手くできない」と何度もトライしている内に全面に柄が入ってしまったようです…。
コロコロコローーー!!!
ついに完成した3種類がこちら。初めての陶芸体験だということを考えると、かなり上手く出来たのではないでしょうか。
とはいえ、“長方形”を目指したお皿は角がなくなってしまったみたいです・・・。
ビジ子さんは「私も角が取れたってことですね」と、ポジティブな姿勢を貫いていました。
焼き上がりは“なまこ”色!?
これで、体験教室は終了です。
ここからの焼き上げ、色付けは先生がやってくれます。
ちなみに、焼き上がりの色はこのように沢山の種類があります。
今回、ビジ子さんが選んだのはこの色!
字が逆になっていますが、深い青色の“なまこ”です。
青の心理効果として、食欲をコントロールできるということもあるらしいので、食卓に置くにはもってこいの色です。
日常のスキマ時間で新しい自分と出会おう!
“下北窯ひまつぶし隠れ家”さんの1日体験教室、いかがでしたでしょうか。
約2時間程度で、3つの酒器セットを作ることができました。焼き上がりまでの期間は約1ヶ月。楽しみに待ちましょう。
この体験で陶芸をもっと学んでみたい!という方のためにひまつぶし隠れ家さんには“下北窯メンバーコース”が用意されています。
(下北窯Aコース) 1年中何回来ても1日中何時間いてもOK(宿泊不可) 月10,800円
(下北窯Bコース) 月2回で 1回2時間まで 月7,560円
※各コース 上記の月謝+材料費2800円〜
今回は1日体験ということで、粘土で形を作るまでしかできませんでした。しかし、通うようになると削りや高台付け釉薬付けと呼ばれる作業まで、一通り自分で作ることができるそうです。
ちなみに今回形作りの後の工程をお願いし、完成した作品がこちらです。
かつては「樹齢200年、雷が落ちて割れてしまった木」だった粘土が、見事立派な片口となり、手塩皿のいびつさも良い味に。
実際に通うと本当に最後まで自分の作品を作ることができるようになるだけでなく、生徒さん同士や先生と仲良くなり皆でお出かけすることもあるというこちらの教室。
中には陶芸とこの教室の魅力にハマってしまい、月1回沖縄から通っている方もいるというのだから驚きです。
時には恋に発展することもあるとかないとか・・・!
同じ趣味だと話も合い、共に楽しめることが増えるので良い関係になることもうなずけます。
このような形で交流を広げられるのは“習い事”ならではです。
なお、今回ひまつぶし隠れ家さんのご厚意により、「この記事を見た!」と言って予約していただいた方に、ビジ子さんが作った「なまこ色の酒器3点セット」が格安の6,458円(税込み)で体験できます!
※焼き上がりの色はなまこ色のみとなります。
更に、体験後その日に入会をご希望の方には「入会月の月会費はサービス」に!
普通なら1万円以上するこのコース。
是非、この機会に下北窯ひまつぶし隠れ家で1日体験をして酒器セットを作ってみてください。
きっと新しい自分にも新しい仲間にも出会えるハズです!
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