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2016.08.02

【色落ち防止!】ヘアカラーを長持ちさせるためのケア方法をベテラン美容師に聞いてみた

外も暑くなり、そろそろ夏も本番。それに合わせ、髪色も少し変えてみようかなという方も多いのではないでしょうか。とはいえ、カラーはしてみたものの、カラーした後に気になるのはその色持ち。

そこで今回は、ヘアカラーのセミナーにも登壇しているベテラン美容師の在原さんに、どうすればカラーは持つのか、また正しいケアの方法をうかがいました。

カラーが退色する原因は「髪のダメージ」

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そもそも、髪にはキューティクルという“外側を覆ううろこのようなもの”があり、それが髪を守ってくれています。キューティクルは肌で言うと表皮と同じ役割を果たし、キューティクルが閉じているときは髪が健康な状態なのでダメージの元となる原因から守ってくれています。しかし、そのキューティクルが開いてしまうと、髪の内側に直接ダメージが蓄積されてしまいます

そのため、キューティクルが“開く”=ダメージなのです。そして、カラーという技術は髪に意図的にダメージを与え、図の右のようにキューティクルを開いて色を髪に入れるという技術。だから、キューティクルが開くと“せっかく入れた色が抜けてしまう”ということが起こってしまいます。

つまり、髪がダメージを受けてしまうことで色が抜けやすくなってしまうということです。そのため、カラーを長持ちさせるためには髪にダメージを与えないことが一番の対策になるのです。

日常生活で髪がダメージを受けてしまう理由は大きく分けて4つ

そもそも髪はなぜダメージを受けてしまうのでしょうか。それには大きく分けて4つの理由があるそう。それは、全て物理的要因だと在原さんは言います。日常生活におけるシャンプードライヤーヘアーアイロン。そして、紫外線です

なお、美容室で行うパーマや縮毛矯正など薬剤を使った施術をした場合にも色落ちは起こってしまうそうですが、こちらはカラーと同時に行う際は先にパーマなどの施術を行い、最後にカラーを入れることで多少は防げるのだとか。それでは、私達が日常生活で髪にダメージを与えないためにはどうしたら良いのでしょうか。

シャンプーするのはカラーしてから1日後が理想的!

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まずは毎日行うシャンプー。普段、私達の髪は弱酸性。しかし、カラーをすることによって髪がアルカリ性に傾くそう。アルカリ性から正常な弱酸性に戻るまでは約2週間かかると言います。その間、シャンプーは「優しいもの」を使うことがオススメだそう。

基本的に、シャンプーは汚れを落とすものなので洗浄成分が入っていますが、中には強すぎる成分もあります。それを見極めるにはシャンプーの裏面に書いてある成分表を見ることで少なからずわかるのだとか。
裏面に書いてある成分で気をつけたい成分は

ラウリル硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸TEA
テトラデセンス
パレスー3硫酸na
ポリオキシエチレンラウルエーテル硫酸na

上記のような成分が入ってると、色落ちだけではなく頭皮も乾燥しやすいそう。簡単に言うと「硫酸」という表記があれば別のシャンプーを選んだ方が良いのだとか。ただし、硫酸系は髪に優しいシャンプーに少量使われることもあるので、成分表記の最初から三番目までに硫酸系が入っていないシャンプーを選べば問題ないそうです。
※シャンプーの成分表記は、配合されている量が多いものから順に記載されています。

また、カラーしたその日にシャンプーをしてもいいのか?ということについては、できれば1日くらい空けるのが理想的だそう。
どうしてもシャンプーをしたい場合は、38℃位のぬるめのお湯で優しいシャンプーを使うことが一番だそうです

ドライヤーは10cm以上離してかけること

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シャンプーと同様に、毎日行うドライヤー。髪に直接熱を与えるため、間違った乾かし方をするとダメージを引き起こすこともあります。
ケア方法として、まず、乾かす前にしっかりと水分をふきとってから、洗い流さないトリートメントやオイルを塗ってドライヤーで乾かすこと。そして、ドライヤーは髪から10cm以上離すことが大事だとか。

さらに、毛先はすぐ乾くため重点的に風をあてる必要はなく、根元に風を送るように乾かすことでダメージを軽減できるのだそう。また、ヘアーアイロンに関してはあまりに温度を高く設定してしまうと熱で髪色が変わってしまうこともあるため、150℃前後で使うことがダメージを軽減する方法だと言います。

肌には日焼け止め、でも髪にはしていますか?

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そして、紫外線。多くの女性はお肌には日焼け止めのケアをしているかと思います。しかし、髪には何もしていないという方も多いのではないでしょうか。
お肌と同じように、髪も表面をコーティングすることが大事です。そのため、外出をする際はドライヤーの前と同様に、洗い流さないトリートメントやオイルをつけるのがポイントだそう。

なお、外出先として、プールや旅先での温泉など、実は髪に良くない場所もあるのだとか。

プールは塩素が一定量入っており、アルカリ性になっている(前述のカラーした直後の髪と同じ状態になる)ため髪に良くなく、天然温泉も主にアルカリ性のため良くないそうです。つまり、なるべく入浴中は髪をつけないようにすることが良いといいます。

髪にダメージを与えないことがカラーの持ちを良くする一番の秘訣

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カラーの持ちを良くするためには髪にダメージを与えないこと」 それが一番だと在原さんは言います。
髪は日常生活の中で、気付かぬうちに傷んでしまうことが多々あります。しかし、今回ご紹介したケア方法を実践していけば、今まですぐ退色してしまったカラーの持ちが少なからず改善されることでしょう。

髪は意外とデリケート。しっかりとダメージの原因を理解しケアをしてあげることで、カラーだけでなく自分自身の印象や見た目にも良い影響を与えるのです。

◎ 今回ご協力いただいた美容師さん

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銀座4丁目に店舗を構える美容室 R de beaute 店長。理容、美容のライセンスを持ち、理容室、美容室での実務を7年経験、理容ならではのアイロンパーマスタイルから美容ならではのエアリーなパーマスタイルまでパーマに定評があるスタイリスト。ヘアカラーにおいては、3Dカラー、デザインカラーを得意とし外部セミナーにも講師として参加経験を持つ。

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