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プロが教える、簡単にグッとステキに見える髪テク集などを公開。

2016.07.29

【ドライヤー時間を 5 分短縮!】プロに聞く、本当は楽な正しい髪の乾かし方

日に日に暑くなってくるこの時期、お風呂のあとのドライヤーは少し面倒なもの。お風呂あがりにダラダラしていたら、「ついついそのまま寝てしまった」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、髪を乾かさないまま寝てしまうと〝朝の寝癖″の他にも、多くの悪影響を髪や頭皮に及ぼしてしまいます。だからこそ、面倒な〝ドライヤー時間″を減らしたいという方も多いはず。

そこで今回は、ドライヤーをかけないとどのような悪影響が起こってしまうのか、そして時間短縮のために効率的な髪の乾かし方を「PERMS HAIR」の河野祐樹さんにお聞きしてまいりました。

生乾きの頭皮は生乾きの洗濯物と似たようなもの?

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梅雨時期の生乾きの洗濯物。それは決して気持ちの良いものではありません。そもそも生乾きの洗濯物から発せられる独特の匂いは雑菌によるもの。適当な水分と湿度があるところには必ず菌が繁殖するのです。そのため、洗濯物同様、頭皮も生乾きだと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます

頭皮の場合、それが痒みや発疹のもととなり、頭皮環境を悪化させ抜け毛の原因にもなるのだとか。

さらに、ドライヤーをかけないで寝てしまうと夏場でさえ頭皮が冷え、血行が悪くなり髪の毛が細くなってしまうこともあるといいます。
多くの場合、女性の方が毛量が多く長さも長いことが多いため、男性より雑菌や白癬菌などが増殖してしまう傾向にあるそうです。

濡れている状態が髪に一番悪い!

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そして、生乾きの状態は髪にも非常に悪い影響を及ぼします。髪は濡れていると、〝髪を覆う鱗″のようなキューティクルが図のように開いている状態になります。この濡れてキューティクルが開いている状態は、髪にとって一番デリケートでダメージを受けやすく、良くない状態のひとつです。

更に、キューティクルが開いていることによってダメージを受けやすい状態になるのと同時に、髪の内部の栄養素が外に出やすくなってしまい、深刻なダメージを与えかねません。濡れて開いたキューティクルは熱を与えないと閉まらないという特性があるため、しっかりとドライヤーで乾かすことが重要になってくるのです。

効率的な乾かし方とは?

髪を乾かさないでいると頭皮や髪にとって多くの悪影響があることがわかりました。それでは髪の効率的な乾かし方を、河野さんに実演していただきましょう。

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今回使用するドライヤーはテスコムのドライヤー。大風量1.9㎥/分を誇り、10分の乾燥時間を約5分30秒に短縮可能。更に、マイナスイオンとプラスイオンが同時に放出されるため、髪のキューティクルを保護。静電気を抑制してくれる機能も備えています。

1,髪の多い後頭部から乾かす

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まず、乾かし始める場所は後頭部から始めることがいいそう。後頭部は髪が多いため、先にこの部分から始めることが時間短縮になるといいます。この時に、少し下を向いて髪を前に持っていくように乾かすことで、仕上がりが綺麗になるという効果もあるそうです。

2,全体的に〝根本″から乾かすこと

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そして 2 つめのポイントは全体的に根本から乾かすことです。
根本から乾かすことによって、頭皮の生乾きを防ぐことが出来ます。しかし、早く乾かしたいからといって頭皮に直接ドライヤーの風を与えるのはよくないと言います。
実際、1400W程のドライヤーを使用した場合、ドライヤーと頭皮の距離が近すぎると頭皮が100℃近くになってしまうそう。そのため、ドライヤーを 10cm~20cm離し、片方の手を頭皮に当て、それを動かしながら「手に温風をあてる」ように乾かすことが大切だそうです。

とはいえ、肩下程のロングヘアーにもなると意外と毛先が乾かない場合もあるため、〝基本的″には根本に風を当てつつ、満遍なく毛先にも当てることも忘れてはいけないといいます。

3、ドライヤーの風を当てる角度で時間短縮

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根本を乾かす際には、ドライヤーの角度を斜めにして使ってしまうと風が分散してしまい、乾きが遅くなってしまうと言います。その対策として、写真のようにドライヤーの風を頭の丸みに沿って、頭皮に垂直に当てることが早く乾かす秘訣だそうです。

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更に、仕上げではドライヤーの風を髪に対し、斜め上から下にあてることでキューティクルが綺麗に整いツヤ感と指通りを良くする効果があります。

乾かし過ぎは髪に大ダメージを与える!

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以上が乾かす際に心がけておくべきことです。しかし、注意すべきことがもう一つあります。
それは「乾かしすぎてしまうこと」だそう。

髪を乾かし過ぎてしまう(熱を与え過ぎる)と、髪の構造の 80%~85%を占めるタンパク質が「タンパク変性」を起こしてしまうのだとか。

タンパク変性とは私達の身近で起きる現象として「目玉焼き」と同様です。タンパク質が多い卵を焼くと普段は透明な白身が固形に変化し焼き過ぎると焦げてしまいます。これがタンパク変性で、髪も熱を与え過ぎると傷んでしまい、元の状態に戻すことが出来なくなってしまうのです。

時短の鍵は日常生活でのヘアケアとタオルドライ

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今回教えていただいた河野さん曰く、髪を乾かす際に見落としがちなドライヤー前の〝タオルドライ″も最も重要なことのひとつだといいます。

タオルで髪を拭く段階でやさしく髪と頭皮を揉むようにしてできるだけ水分を取っておくことによってドライヤー時間を短縮することが出来ます。また、健康な髪は不健康な髪に比べ乾きやすいそう。

正しい乾かし方を実践することも大事ですが、それに加えて常日頃から意識的に髪をいたわることと、コンディションを良くすることで、ドライヤー時間の短縮にも繋がってくるのです。

◎ 今回ご協力いただいた美容師さん

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原宿のパームスヘア、茨城県守谷市のパームスヘアに勤務。
サロンワークのみならず、パリ・東京コレクションをはじめとする国内外のファッションショーやブライダル、CM、広告、雑誌、TVなど数々の分野でヘアメイクアーティストとしても活躍中。
パームスヘア URL:http://www.perms-hair.com/

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