26mmのコテ1本で巻き方は4種類!?そのやり方を美容師に聞いてみた

「26mmのコテしか持っていないけど、巻き方のバリエーションを増やしたい」
こんな悩みをお持ちの方、いるのではないでしょうか。
コテを1本しか持っていないと、巻き方がワンパターンになってしまいがち。他の太さのコテを買ってみるのも良いですが、手持ちのコテでなんとかバリエーションを増やしたいところです。
そこで今回は、表参道にオープンしたばかりの美容院、RODGE(ロッジ)の店長、加納竜也さんに
26mmのコテ1本で出来る、4種類の巻き方をお聞きしました。
急いでいる時に出来る簡単な巻き方から、時間のある時におすすめの凝った巻き方までお聞きしたので、ぜひ参考にしてみてください。
時間のない朝でも5分で簡単!毛先ワンカールの内巻き
初めに紹介するのは、時間のない朝でも5分で出来る、毛先ワンカールの内巻きです。
まずは全体の髪を5つに分けます。
この時、まずは耳上から手前の髪を両サイドで取り、残った後ろの髪を3等分すると綺麗に5つに分けることができます。
分けた髪のワンブロックを手に取り、中間部分からコテを入れます。
※ちなみに、今回使用した26mmのコテはテスコムのマイナスイオン2WAYスチームヘアーアイロンTPW2626です。
そのまま毛先に向かってコテをスライドさせ
毛先を内側にワンカールさせてください。
後ろの3つのブロックは、全て同様の手順でワンカールさせます。
両サイドの髪は、中間よりやや根元寄りの部分からコテを入れ、毛先の手前までスライドさせます。
これを3回くらい繰り返して熱を馴染ませてから、最後に毛先を内側にワンカールさせてください。
たったこれだけで、ワンカールの内巻きの完成です。
正面から見ても、綺麗にツヤの出たワンカールに♡
コテで髪に熱を与えると、ツヤが出ます。中間からコテを入れることで、毛先だけでなく全体的にツヤが出た綺麗なワンカールが出来るのです。
髪をセットする時間がない時でも、5分だけ確保して毛先をワンカールさせましょう♡
「毛先ワンカール+顔周りの外巻き」で、簡単なのにしっかり巻いたように見える♡
今度は、先ほどの毛先ワンカールに、前髪と顔周りの外巻きをプラスするだけで出来る、簡単なのにしっかり巻いた風に見える巻き方を紹介します。
まずは前髪の中間よりやや根元寄りの部分にコテを入れ
そこから毛先に向かってコテをスライドさせます。
毛先は外ハネにしてください。
さらに顔周りの髪(耳より前の部分の髪)の中間部分に挟む側を自分の方に向けてコテを入れ
毛先に向かってスライドさせます。この時、毛先は先ほどワンカールさせているので、毛先の手前でコテを抜いてください。
(毛先をワンカールさせていない時は、毛先まで巻いてしまって問題ありません。)
すると、顔周りの髪が外巻きになります。
反対側も同様に、前髪を外ハネにし
顔周りの髪を毛先の手前まで外巻きにします。
するとこんな状態に。髪はチョコレートと同じで、熱を持ってから冷える間で固まってくるので、一度冷ましてカールを固めます。
固めた髪の根元から手ぐしを入れ
左右にとかすと
綺麗にくずれたゆるウェーブの完成です♡
「髪全体を巻く時間はないけど、きちんと巻いた感を出したい」そんな時におすすめのこちらの巻き方。前髪と顔周りの髪を巻くだけで、しっかりと巻いたように見えます。
熱を与えた髪を冷まして髪にカールを記憶させてからくずしているので、ゆるウェーブでも長持ちです♡
「毛先ワンカール+顔周りの外巻き+耳上の外巻き」で、さらに動きがアップ♡
毛先ワンカールにプラスして、前髪と顔周りの髪を外向きに巻いてあげるだけで、しっかりと巻いたように見えることが分かりました。
今度は、さらに耳上の髪を外巻きにするだけで、先ほどよりもさらに動きの出る巻き方を紹介します。
上の写真のように耳上の髪を手に取り
中間部分にコテを入れます。この時も先ほどと同様に、コテの挟む側を自分向きにします。
そのまま毛先に向かって髪を外巻きにしていきます。
反対側も同様に、耳上の髪を手に取り中間部分からコテを入れ、毛先に向かって外巻きにカールをつけていきます。
最後に、巻いた髪が冷めてからほぐせばOK。
耳上の毛束を巻いただけで、先ほどよりもさらに動きが出た巻き髪の完成です。
「後ろの髪まで巻く時間はないけど、しっかりと動きのある外巻きを作りたい」という時におすすめ。前髪と顔周り、そして耳上の髪だけでも外向きに巻くと、ここまでボリュームを出すことができます♡
ボリュームのある巻き髪を長時間キープしたい時は、ミックス巻き♡
最後に紹介するのは、ミックス巻き。
毛先ワンカール〜耳上の外巻きまでを活かし、今まで巻けていなかった隙間の髪を内巻きにしていくと、おのずとミックス巻きに仕上がります。
自分で髪を巻くとき、顔周りの髪は鏡で見えるので巻きやすいものの、後ろの髪は見えないため巻きづらいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、後ろの髪をまとめて手に取り、矢印のように自分の顔の横まで持ってきて巻いてみてください。後ろの髪は根元まで巻く必要がないので、自分の顔の横に持ってこれた部分だけを巻くと、丁度よく毛先にカールをつけることができます。
逆に、後ろの髪を根元まで巻いてしまうと、首周りにボリュームが出て違和感のある仕上がりになってしまうので要注意です。
反対側も同様に、後ろの髪を顔の横で巻き
全体の髪をほぐせば
ミックス巻きの完成です♡
ちなみに、後ろからみると
こんな感じ。サイドにはしっかりとボリュームがあり、バックは毛先に良い感じにクセが出ています。
ストレートの髪に初めからミックス巻きをしたい場合は、全体の髪をワンカールの時と同様5つに分けて、毛束ごとに内巻き→外巻きと交互に巻いても良し。その時の髪の状態に合わせて、ミックス巻きの作り方を使い分けてみてください。
26mmのコテは、32mmのコテよりも細い分、髪にカールがつきやすいというメリットがあります。「直毛で、32mmのコテで巻いてもすぐに取れてしまう」という方は、26mmのコテでミックス巻きを作ると良いでしょう♡
26mmのコテで、様々なバリエーションの「長持ちする巻き髪」を楽しもう♡
毛先のみのワンカールも、前髪と顔周りのみの外巻きも、しっかりとしたミックス巻きも可愛く作ることができる26mmのコテ。
その日の気分やセットに使える時間に合わせて、巻き方をシンプルにしたり、組み合わせたりと様々なバリエーションを楽しんでみてください。朝、仕事に行く時は毛先のワンカールのみで、夜飲みに行く前に前髪と顔周りの外巻きをプラスしたりするのもアリです。
26mmのコテを使いこなし、長持ちする巻き髪を手に入れましょう♡
◎今回ご協力いただいたスタイリストさん
- テスコム女性キレイ研究所を
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