KIREI LAB

テスコム社員による活動報告。
商品の開発秘話や使い方のコツなど、ここでしか聞けない話を公開。

2017.02.15

【JHDAC×TESCOM】病気で髪の毛を失った子供たちのために、髪の毛の仕分け作業のボランティアを体験!

こんにちは。テス子です。
病気で髪の毛を失った子供たちのために、髪の毛を寄付する『ヘアドネーション』という活動があることはご存知でしょうか。寄付された髪の毛はウィッグとなり、子供たちに無償で提供されます。

大阪市北区に拠点を置くJHDAC事務所には、全国各地から毎日100件を越す量の髪の毛の寄付が届くとのこと。寄付の活動が広がっています。

今回、寄付のために届いた郵便物の開梱作業と、髪の毛の仕分け作業のボランティアに行ってきました。

作業1 まずは開梱作業 郵便物を一つひとつ丁寧に開封

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作業机の後ろには、届いた郵便物がぎっしりと詰められたダンボール箱が、ざっと見たところで6箱ほどが並び、歩くスペースを占領していました。

棚には美容室などから複数名の髪の毛をまとめて送ってきてくれたという大口の郵便物が並びます。

届いた郵便物を一つひとつ開封していくのですが、郵便物は、箱であったり、茶封筒であったり、厚紙封筒であったり、その使われている梱包形態は本当にさまざま。開封にはカッターを使います。

開封してみると・・・

Hair-Donation3

『髪の毛・ヘアドナーシート・お礼状返信用封筒・お手紙』などが入っています。封筒の隅々まで確認して、見落としをしていないか、細心の注意を払いながら確認します。そして、それぞれを決められたケースへ仕分けしていきます。

中には未使用切手が手紙と一緒に同梱されていることも。初めて目にするかわいらしい切手が多く、そんな部分からもドナーの皆さんの想いが伝わってきます。

そうしたドナーの気持ちを想像しながら、想いに寄り添いながら作業ができるのも、この開梱作業のいいところだと感じました。

思いの詰まった手紙がいっぱい

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同封されている手紙には、つい、ふと作業を中断して、見入ってしまいます。次の工程である仕分け作業担当者から『こっち、もうないよ』と催促が入るほど・・。

どれもこれも素敵なお手紙で、いろいろな想いや背景があって寄付をしている方々がいることを実感しました。海外から届いている寄付も本当に多いことには驚きました。

開封作業で重点的に確認することは、ヘアドナーシートの情報

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そして、この開封作業で重点的に確認することは、ヘアドナーシートの情報。

31センチ以上の髪の毛がOnewigとして使用できますが、中には規定未満の髪の毛が届くこともあり、規定未満のものはウィッグの製作費として転売等で役立っているそうです。おそらく転売先の需要もあるのでしょう。

バージン毛である31センチ未満のものは、この開梱作業の段階でヘアドナーシートと一緒に別の箱へ仕分けをします。見るからにバージン毛だなと思うような艶々な黒髪も、ヘアドナーシートが同梱されておらず、バージン毛であるということが書かれていなければ、バージン毛として扱うことができません。

大切に伸ばされた髪の毛の情報を、是非ヘアドナーシートに記入して送って欲しいなと思います。

Onewigとは
『Onewig』とは、JHDACがドナーから寄付された髪の毛を使って、頭髪の悩みを持つ18以下の子供たちに無償でプレゼントしているフルオーダーメイドの医療用ウィッグです。

子供たち一人ひとりの頭のサイズを測って、美容師さんが一人ひとりの希望する好きな髪型にカットをして仕上げる『世界に1つだけ』の素敵なウィッグです。

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こうして、同梱されていた全てのものを決められたケースへ仕分けたあと、31センチ以上のOnewigに使用される髪の毛と規定に満たない長さのバージン毛ではない髪の毛は、袋に入れた状態で次の仕分け作業のために『青コンテナ』へ入れます。

一人分を一つに束ねておらず送られてきた髪の毛は、作業の余裕があれば、開梱作業の中でもなるべく輪ゴムで一人分に束ねます。

開封作業のあと、中身をすべて取り出したあとに残った封筒やダンボールは、相当な量になりました。個人情報のある封筒や発送伝票は、しっかりシュレッダーをしてから廃棄されます。ゴミの廃棄にもお金がかかります。ゴミを少しでも削減するために、寄付をしてくれる皆さんの簡易梱包への理解と協力が不可欠です。

次は、仕分け作業!

作業2 仕分け作業 一人分の毛束を1つに束ね、毛束の長さを測る

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『青コンテナ』に入っている袋から毛束を取り出し、まずは毛束を一人分に束ねていきます。この作業が結構大変で時間がかかる。複数名の方の髪の毛が同一袋内に混ざった状態で送られてきた場合には、それぞれの髪質や色、長さなどで判断しながら、同一人物の髪の毛だと想像できるものを輪ゴムで束ねていきます。
もし髪の毛を送る段階で一人分を一つに束ねてくれたら、仕分け作業はぐんっと楽になるなと思いました。

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毛束を一人分にまとめたら、次は長さの測定です。50センチ未満をMサイズ、50センチ以上をLサイズとして、この2サイズに分けていきます。
ロングヘアのウィッグを作るには、50センチ以上の長さが必要です。実際に50センチ以上の長さのある髪の毛を目の当たりにすると、その長さに圧倒されます。髪をこれだけ伸ばすということは、本当に大変でしょう。当然、集まる数も少ないそうです。

そんな中、やはりロングヘアのウィッグの希望も多いことから、JHDACでは、少しでも早くOnewigを待ち望んでいる人のもとに、一日でも早く希望のOnewigが渡せるように、次のトリートメント処理で長さを選別するのではなくて、ここ事務所で事前に選別をすることにしているのだそうです。

この日は、たまたま50センチ以上のLサイズの寄付も多く届いていました。

長さの仕分け作業を担当した二人は、直ぐに要領を得て、黙々と作業を続けます。『これはLサイズやろ。』最後には、測らずとも感覚でサイズが判断できるほど、仕分けのプロになりました。

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この日だけで、ダンボール2箱分、約80キロ分の毛束の梱包が完了しました。髪の毛だけでこんなに重量があるとは、本当に驚きです。髪の毛が梱包された箱は一人では到底持ち上げることはできません。

これらの仕分けされた髪の毛は、まもなく中国に出荷になり、工場にてトリートメント処理が行われ、約半年から1年後に日本に戻ってくるそうです。

改めて、貴重な体験をさせていただきました。
今回のボランティア体験中にも、『ピンポーン』という呼び鈴が頻繁に室内に鳴り響き、髪の毛の寄付がぞくぞくと届いていました。普段はこの事務所で、吉田さんと小林さんの2名で作業をされているとのこと。もう少し作業を進めたかったなというモヤモヤな気持ちを持ちながら帰宅することもあると仰っていました。

一日でも早くOnewigが希望者の元に届いて、笑顔をみせてくれることを願っています。
近いうちにまた参加をします!

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協力:特定非営利活動法人Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック・JHDAC)
〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎3-8-18
http://jhdac.org

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