KIREI LAB

テスコム社員による活動報告。
商品の開発秘話や使い方のコツなど、ここでしか聞けない話を公開。

2017.06.30

乳がん検診を受けよう!ピンクリボンセミナー【テスコムのCSR活動】

こんにちは。テス子です。

昨今、著名な方が乳がんで亡くなられたり、海外では乳がんの予防のために乳房を摘出する方がいるといったニュースを耳にした方も多いと思います。

しかし、どうしたらいいのか分からない。乳がん検診ってどんなことをするのか不安。という方も多いのではないでしょうか。

かくいう私もそんな一人ですが今回は、J.POSHの認定サポーターの原陽子様をお招きし、乳がんやピンクリボン運動について教えていただきました。

乳がんやピンクリボン運動について学びながら、皆さんが笑顔でキレイに健康に過ごせるような情報を女性キレイ研究所を通じて少しでもお伝えできればと思います!

セミナー風景

乳がんって?

乳がんは、乳房のなかの母乳をつくるところ(小葉組織)や母乳を乳首まで運ぶ管(乳管組織)から発生する悪性腫瘍です。

(2017年現在)女性に1番多いガンが「乳がん」といわれていて、日本人の11人に1人の割合で乳がんになっているそうです。
グラフのピンクの線を見ていただくと分かるように、残念なことに乳がんは増加傾向だそうです。

ピンクリボン1
▲出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」 診断年2011年

その原因として、女性ホルモンが関係しているそう。
一つ目は、日本人の食生活が欧米化していて、肥満や脂肪の蓄積が原因となり女性ホルモンが過剰に蓄積されること。
二つ目は、女性の社会進出に伴い未婚者や出産の高齢化が進むことによる影響が考えられているそうです。

特に昔の女性は一生涯の生理の平均回数が約50回だったのに対して、現在の女性は約550回と10倍以上増えているため、その分女性ホルモンの影響を長期間受けるため乳がんの発生リスクも高くなっているのだそう。

初経の年齢や子供を生む人数、寿命が延びていることなど、ライフスタイルが大きく変わっているとよく耳にしますが、生理の回数までこんなに変化していたのには驚いてしまいました。


早期乳がんの治癒率は高い

早期乳がんは腫瘤(しこり)径が2cm以下で、リンパ節や他の部位に転移が無い状態なら90%以上の治癒が期待できるそうです。

風景

しかし、日本の乳がんの検診の受診率は34.2%(2013年の単年度40~69歳)と、欧米の受診率75~80%よりもはるかに低く、今後の課題となっているそうです。


乳がんの発症は働き盛りの30代前後から、ピークは40~50代

乳がんの発症は、20歳過ぎから認められ30歳代ではさらに増え、40歳代から50歳代がピークだそうです。
講演の中では、働き盛りの30~40代に乳がんの発症が急増しており、乳がんになると仕事面では退職や休職などの経済的不安。家庭では家事・育児・子供の受験などに大きな影響が出るそうです。

だからこそ、「自分は大丈夫と思わずに若いうちからの乳がん検診、月に1度のセルフチェックを行ってください」とのこと。

私も今までやっていなかったのですが、これを期にしっかりセルフチェックをしようと思います。

ピンクリボン
▲国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」 診断年2011年


セルフチェックのポイントを知っておこう

乳がんの触診ミニモデルで『しこり』を体験

実際にセルフチェックをする際に「そもそも乳がんの『しこり』って自分で分かるのかしら?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

乳がんの『しこり』の分かるミニモデルをセミナー参加者に実際に触ってもらいました。

こちらが、透明のシリコンの中に、紫色のものが乳がんの『しこり』を模したものです。

触診ミニモデル1

下の方の大きい方が約2cmのしこりで、上の方に2つある小さいものが約1㎝のしこりです。
実際に触ってみると、想像していた以上に硬く、2cmのしこりはシリコンの中にスーパーボールやビー玉が入っているような感覚ですぐにしこりが分かりましたが、1㎝のものはしっかりと触って「何か硬いものがある」という感じでした。

触診ミニモデル2
▲1cmのものは指を奥まで押し込まないと分かりにくい

《実際に触ってみた感想を、参加してくれた女性社員に聞いてみました。》
●透明の触診モデルだったので、視覚的にしこりの位置が分かっていましたが、1cmサイズのものは、よく触ってみないと気づきませんでした。これが自分の肌で覆われていたりしたら、気づかないというケースも多いのだろうなと実感しました。(30代・女性)


●なんだか嫌な感触でびっくりしました。今後はあの感触が見つかったらすぐ病院へ!とわかりやすい目安ができて良かったです。(40代・女性)


●リアルで怖くなりました。。イメージが沸いたので自己検診できそうと思いました!(30代・女性)


●初めて触ったので「こんな感触なんだ」と勉強になりました。大きいしこりは触っていて分かりやすかったですが、小さいものはなかなか気付けなさそうだと思いました。(20代・女性)


●毎年マンモグラフィーを受けていますが、11人に1人が発症する病と改めて伺い、検診を受けていてさえ、人ごとではないという恐怖を感じました。しこりのミニモデルを触り、思っていたより、しっかりとしたものであることが分かったので、日ごろから自己チェックを怠らないようにしたいと思います。(40代・女性)


●しこりがあるとどういった感触なのか、ミニモデルを触ることで体感ができ、分かりやすかったです。1cmの小さなしこりは分かりにくかったが、2cmは何かあるというのが触ってすぐに分かりました。分かる大きさだとすでに2cmと大きいため、普段から触って、違和感がある段階で病院にいくことが大事なのだと思いました。(30代・女性)


●2cmのしこりは触ったときに気づきましたが、1㎝のしこりの大きさだと深く押し込まないと分かりませんでした。乳がんは早期発見がカギとなると仰っていましたが、1㎝のしこりの大きさだと自分でも気づかないこともあるのではないかと思うので、毎月のチェックで変化に気づくことが必要だと思いました。(20代・女性)

乳がんは、ガンの中では自分で触って気づくことが出来るガンだそうですが、コメントからもわかるように1㎝ほどの小さなしこりを見つけるには、目に見える触診モデルで触っても「気づきにくそう。」の声が目立ちました。しこりが小さいうちに発見をするために、普段からセルフチェックを行い、些細な胸の変化に気づけるようにぜひセルフチェックを行ってみてください。

女性は生理周期によって胸が張って痛みを感じやすい時期もあるので、生理が終わった1~2週間後のお風呂に入ったときに毎月セルフチェックをするのが良いそうです。

詳しい、セルフチェックのやり方はNPO法人J.poshのホームページで紹介しているのでそちらをご覧下さい。


乳がん検診について知っておこう!
マンモグラフィー検査?超音波(エコー)検査?どっちを選べばいいの?

乳がん検診についても、お話を伺いました。

マンモグラフィー

ピンクリボン3

マンモグラフィーは、乳房に圧をかけ乳がんのしこりを探す方法です。日本人の若い女性の場合乳腺が発達している方が多く(高濃度乳房)、しこりが見にくい場合が多いため、一般的に乳腺の密度が低くなる40代以上の方におすすめの方法なのだそうです。

数としては少ないですが、乳がんは女性だけではなく男性もなるので、女性だけでなく男性も受診が可能なのだそう。

超音波(エコー)

ピンクリボン4
マンモグラフィーと比較するとジェルを塗ってその上から、エコーの機械で検査するため簡単で痛みが無いのだそう。また、40歳以下の若い世代でもしこりが発見しやすく、小さなしこりの発見に向いているそう。

それぞれ、メリットとデメリットがあるそうなので、下記の表を参考にご自分に合う検診を是非検討してみてください。

最近では、マンモグラフィーと超音波検査を同時に受診できる検診もあるそうなのでそういったものを受診すると、より検査の精度も上がるそうです。

【マンモグラフィーの特徴】

●早期がん、非浸潤がん、石灰化、脂肪が多い乳腺組織内の腫瘤(しこり)の発見に向く
 ⇒40歳以上の女性に向け
●月経後の乳房がやわらかい時に受ける方が痛みが少ない
●検査時間:およそ15分程度


《メリット・デメリット》
●しこりだけでなく、石灰化を発見できる
●乳腺の密度が高い若い人の 乳がんは見つけ難い
●被爆するので、妊娠中や妊娠の疑いのある場合は検査できない 


【超音波(エコー)の特徴】
●密度が高い乳腺の中にある 小さな腫瘤の発見に向く
●検査時間:およそ10分前後


《メリット・デメリット》
●小さなしこりを発見できる
●乳腺密度が高い若い世代でも しこりが発見しやすい
●被爆することが無く妊娠中でも受診できる
●検査技術の差が出やすく、人よっては見落としもある
●がんでない良性のしこりも拾う


社内で乳がん・ピンクリボン啓発セミナーを開催してみて

松本集合写真
松本工場でも開催しました。

《参加した社員に感想を聞いてみました》
●最近乳ガンに関してニュースで取り上げられることも多く、以前よりも意識していたこともあったのですが、どこか他人事に感じていたこともあり、「実際にどんな検査をするのか」や「毎月のチェックの必要性」など乳がんに対して改めて向き合うことが出来ました。(20代・女性)


●健康診断オプションの婦人科検診はマンモグラフィーか超音波か選べるようになっているのですが、どちらにする方が良いのか良く分かりませんでした。今後は超音波を選ぼうと思います。(40代・女性)


●セミナーを受けるまでは、乳がんやピンクリボン活動について知ってはいましたが、あまり関心を持っていませんでした。
しかし、罹患率の高さや患者数が増加していることについて教えて頂き、驚くとともに自分や家族も無関係ではないことに気付かされました。
講師の原様自身やご家族の闘病についてのお話からは、乳がんの恐ろしさについて、また検診や早期発見の大切さについて学ばせて頂きました。(20代・女性)


●食生活の欧米化や女性ホルモンのバランス、遺伝性などさまざまな要因において、乳がんになる可能性があるという点に驚きました。
また、TVなどでも話題になっていても、まだまだ日本の受診率が低いことも驚きです。
私自身は、2年に1度程度の受診でしたが、若い人は進行が早いというお話を聞き、もう少しコンスタントに受診しにいってみようと思いました。(30代・女性)


●乳がんという病名は知っていたが、どういった病気なのか、治るのか、どんな検査があるのかなど曖昧だったので正しい知識をつけることができ、大変勉強になりました。(30代・女性)


●乳がんになったら真っ先に受診を考えたのは婦人科だったので、間違いと聞いて驚きました。もし「乳がんかも?」と思ったら乳腺科・乳腺外科・外科の受診を覚えておきます!(20代・女性)

今回初めてこういったセミナーを女性キレイ研究所で開催するにあたり、当日参加できないけれど後日教えて欲しいと声が上がったりと、思っていた以上に反響があり、乳がんに対する関心の高さを感じました。

まだまだ、乳がん検診の受診率の低い日本ですが、今後もっと関心が高まり、乳がんで悲しい思いをする方やご家族が減ることを祈っております。

この記事をきっかけに、ぜひ乳がんのセルフチェックや検診に行っていただくきっかけになればと思います!

◎今回ご協力いただいた講師の方

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原陽子(はらようこ)
2001年に乳がん検診を受け、精密検査となり、乳がんが発覚。2002年手術。
手術の翌年からピンクリボン運動に関わるようになり、認定NPO法人J.POSHのサポーターのサポーターとして、講演などの乳がん啓発活動に取り組んでいる。また、趣味のバレーボールは、治療を受けながらも練習に励み、現在も続けている。

◎テスコムからのお知らせ

世界中の女性のキレイを応援する会社を目指し、テスコムは2017年4月に 「乳がんで悲しむ人を無くしたい! 」というNPO法人「日本乳がんピンクリボン運動(以下、J.POSH)」のオフィシャルサポーターに加入しました。
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